WEB開発

Web2.0がキーワードとして登場してから久しく経ち、世界中で多くの魅力あるサービスが提供され続けています。それにともない、たくさんの情報が各社・各人のウェブサイトから発信されています。多くのインターネットユーザーがGoogleやYahooに代表される検索サービスを利用していますが、欲しい情報を的確に素早く手に入れることは、やはり依然として難しいことです。そのため、各社・各人が発信する情報をいかに分かりやすく整理して、かつ的確に表現できるかが重要なミッションとなっています。テクノロジックアートでは、長年の経験で培ったモデリング技術をベースに、ウェブサイトの的確な情報アーキテクチャの実現を支援いたします。

情報の品質

インターネット革命によって、だれでも簡単に情報を世界中に発信できるようになりました。さらにブログのようなツールによって、双方向にコミュニケーションをとることも可能となりました。このように多くの便利なサービスが利用できるようになった一方で、インターネット上には誤った情報も含め、多すぎて処理しきれないほどの情報が氾濫しています。まさに玉石混交の状態です。

また、インターネットユーザーのウェブサイトに対する見方も、大きく様変わりしました。単に情報を早く入手できるだけでなく、その情報そのものの分かりやすさや信頼性といった「情報品質」に目が向けられています。

そのため、ウェブサイトは企業にとっては強力なマーケティング手段である一方で、その質を強く要求されるほどに重要となっています。もはや、何も整理せずに情報をそのまま発信するだけでは、顧客の興味を引くどころか、その企業そのものの質まで問われかねないのです。

情報アーキテクチャ

近年、L. Rosenfeld氏らの書籍を発端として、ウェブサイトの情報を論理的に構成することを指して「情報アーキテクチャ」と呼ぶことが多くなっています。また、その作業を行う人々は「情報アーキテクト」と呼ばれます。実際の適用手法は情報アーキテクトによって様々ですが、L. Rosenfeld氏らをはじめとする人々は、情報を図1に示すような4つの側面から捉えて論理的にサイトを構築してゆく方法を用いており、他のアーキテクトに大きな指針と影響を与えています。

図1 情報アーキテクチャを構成している主な4つの側面

テクノロジックアートでは、上に述べたような手法を意識しつつも、長年のモデリング業務で培ってきたノウハウを活かした情報アーキテクチャ設計を実現しております。

その他のウェブ開発ソリューション

ウェブシステム開発

弊社では、情報アーキテクチャ設計だけではなく、ウェブサイトを裏で支えるシステムの開発やCMS(コンテンツ管理システム)の導入にも数多く携わっております。また、インターネットユーザー向けのウェブサイトだけでなく、業務系ウェブシステム開発にも多くの実績を持っており、特に短期間での開発が求められる場合にはアジャイル開発Ruby on Railsを採用した開発も行なっております。お客様のニーズに応じて柔軟に開発方法やプロジェクト体制をご提案いたします。

ウェブコンテンツ制作

ウェブサイトが重要視されるにつれて、サイト規模やページ数は平均して増加しつづけています。大量ページを迅速・確実に制作するためには、システマティックな制作メソッドが必要となります。テクノロジックアートでは、大量ページ制作を可能にするテンプレート・CSSガイドラインの導入をご支援しております。

サイト内検索エンジン導入

小規模・中規模のウェブサイト向けに、オープンソース検索エンジンの導入やカスタマイズを行なっております。Linuxサーバ、Windowsサーバ、そしてSolarisサーバに対応しております。

未来のウェブへ向けて

今後、ウェブに求められる要求は高まる一方と思われます。ウェブはもはや一部のIT理解者だけのものではなく、社会インフラになりつつあるといっても過言ではありません。そうした流れにあって、セマンティックウェブ構想に代表されるように、ウェブの持つ価値、特に情報そのものが持つ価値は重要度を増していく一方です。皆様のウェブサイト、ひいては皆様のビジネス価値を高めるために、ぜひテクノロジックアートの力をお役立てください。

お問い合せ

テクノロジックアートでは、皆様のウェブサイト構築にあたり、情報アーキテクチャ設計のご支援を行なっております。

また、ウェブサイトのバックグラウンドシステムの開発や、CMS(コンテンツ管理システム)の導入、サイト内検索の導入、ウェブコンテンツ制作なども承っております。

詳細につきましては、お気軽に[ソリューションに関するお問い合せ]までお問い合せください。