XPエクストリーム・プログラミング実行計画 2刷版修正リスト

「XP エクストリーム・プログラミング実行計画」2刷版で修正された箇所

2001年4月に発売された「XP エクストリーム・プログラミング実行計画」が増刷されることになりました。ここに2刷で修正された誤訳・誤植等を掲載します。

p.vi(目次) 第11章 ストーリーを書く

  • 誤: プログラマが一つのイテレーションでその半分を構築できるぐらい小さいものである。
  • 正: プログラマが一つのイテレーションで、5つか6つ構築できるほど小さいものである。

p.vii(目次) 第15章 最初の計画

  • 訳漏れ(「最初の計画は最も~」の一文に続く)
  • 新:ただし、幸いにもたった一度だけやればいいのである。

p.viii(目次) 第22章 バグの処理

  • 誤: ストーリーでバグの修正をスケジュールする。
  • 正: バグ修正自体をストーリーにして、スケジュールを立てる。

p.xiii (まえがき) 11行目

  • 誤: 「計画を立てることを目的といて書かれている」
  • 正: 「計画を立てることを目的として書かれている」

p.xiv (まえがき) 20行目

  • 誤: システムの全機能をサポートするシステム設計を展開する。
  • 正: システムの全機能をサポートするようにシステムの設計を改良する。

p.xiv (まえがき) .24行目

  • 誤: チームメンバはオーバーコミットすべきではない。もしくは、開発スピードを落とす。
  • 正: チームメンバはオーバーコミットすべきではない。でないと、開発スピードが落ちてしまう。

p.5-8行目

  • 誤: 計画は調整を含むので、(中略)包括的でなければならない。
  • 正: 計画は調整を含むので、(中略)わかりやすいものでなければならない。

p.6-6行目

  • 誤: 物事が計画通りに運ばないときは(後略)
  • 正: 物事が計画通りに進んでいるように見えるときは、(後略)

p.17-16行目

  • 誤: しかし、XPではユーザとは一貫して同じことを話してくれる人でなければならない。
  • 正: しかし、XPが機能するためには、ユーザの声は一つになっていないといけない。

p.26-6行目

  • 誤: 真っ黒焦げになり、
  • 正: 燃え尽き、

p.28-6行目

  • 誤: コストのレバーは、実際にはそれぞれがほとんど独立している。
  • 正: コストのレバーは、実際にはほとんど独立した、いくつかのレバーから成り立っている。

p.28-7行目

  • 誤: その前の3つのレバー
  • 正: 品質、時間、スコープの3つのレバー

p.30-11行目

  • 誤: 品質とコストは修正できる
  • 正: 品質とコストは固定されているものとして考えている。

p.31-7行目

  • 訳漏れ(「できるだけ少ない費用を費やす~」に改行して続く)
  • 新: そろそろビクトリア朝時代の機械にも飽きてきたので、別のたとえに移りたい。

p.58-18行目

  • 誤: この段階ではスペースラインしか加盟していない。
  • 正: この段階では、弊社と付き合いの深いスペースラインのみが対象。

p.68-7行目

  • 訳漏れ(「プロジェクトチームは、モデルにデータが~」の一文に続く)
  • 新:つまりデータを入力し、検証するGUI画面をたくさん作る必要があるということだ。

p.72-表13.1

  • 誤: 理想図
  • 正: 理想週
  • 誤: 割り当てられたリリース数
  • 正: 割り当てられたリリース番号

p.76-16行目

  • 誤: リリース計画の予想
  • 正: リリース計画の前提

p.79-見出し(目次と同内容)

  • 訳漏れ(「最初の計画は最も~」の一文に続く)
  • 新: ただし、幸いにもたった一度だけやればいいのである。

p.85-4行目

  • 誤: ユーザはチームのアクティビティにを
  • 正: ユーザはチームのアクティビティを

p.102-4行目

  • 誤: 理想時間と物理的な時間の割合を考えるても(後略)
  • 正: 理想時間と物理的な時間の割合を考えても(後略)

p.105-27行目

  • 誤: ユーザは問題になっている作業とストーリーを確かめる。
  • 正: ユーザはどのストーリーのどの作業が終わっているのかを確かめる。

p.115-図21.1

  • 誤: インテレーション終了日
  • 正: イテレーション終了日

p.116-図21.2

  • 誤: インテレーション終了日
  • 正: イテレーション終了日

p.119-見出し(目次と同内容)

  • 誤: ストーリーでバグの修正をスケジュールする。
  • 正: バグ修正自体をストーリーにして、スケジュールを立てる。

p.120-8行目

  • 誤: 欠陥があれば、時間を欠け取り除こうと努力することになる。
  • 正: 欠陥があれば、時間をかけ取り除こうと努力することになる。

p.129-5行目

  • 誤: デメリットな点は
  • 正: デメリットな点は(見出しではなく本文中の一文)

p.138(訳者後書き)-2行目

  • 誤: 「度重なる構成の」
  • 正: 「度重なる校正の」