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プレスリリース

[English]

ベトナムのTon Duc Thang大学にてIT技術に関する人材育成を開始

2012年03月27日
株式会社テクノロジックアート
代表取締役社長 長瀬 嘉秀

株式会社テクノロジックアート(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:長瀬 嘉秀)は、Ton Duc Thang大学(所在地: Tan Phong ward, District 7, Ho Chi Minh City, Vietnam、学長: Le Vinh Danh, Ph.D.)と連携し、IT技術者志望の学生を対象に人材育成プログラムを開始することを発表します。

2001年にBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が誕生してから10年が経ち、今では日本企業の市場進出先として欠かせないものとなっています。しかし、今日の状況は全てが良好とは言いがたく、特に中国では短期間に世界中の企業が集中したことにより、コストの増加や人手不足などが問題視されています。
最近になって、BRICsの次なるものとして有力視されているのがVIP(ベトナム、インドネシア、フィリピン)です。これらの3カ国はBRICsに比べ、「成長力の高さ」だけでなく、「若さ」や「親日性」という特徴を持っており、グローバルビジネスを展開するこれからの日本企業にとっては、欠かせない魅力になっています。
IT業界もその例に漏れず、これらの諸国では高度なIT技術スキルを持った若い人材が豊富です。なかでも、インド、中国のソフトウェア開発者のレベルは日本を超えたという話もあり、ベトナムもその後を追っています。

この状態で、日本の高度なソフトウェア生産を、次世代を担うベトナムの技術者と共に行えるように、弊社の最先端のソフトウェア技術者教育カリキュラムをベトナムのTon Duc Thang大学に提供することとなりました。
対象となるカリキュラムは、UML入門、アジャイル開発入門、デザインパターン入門(Java版)、テスト駆動開発入門(Java版)、リファクタリング入門(Java版)の5コースです。
同大学では、弊社のベトナム人社員が講師となり、IT技術者を志望する大学4年生を対象に授業を実施します。期間は3ヶ月を予定しており、受講を希望する学生は一連のカリキュラムを無料で受けられます。

弊社は、この取り組みにより、ベトナムの主要大学との連携を強化し、入社後すぐに即戦力として働ける人材育成に注力していきます。
また、今後は日本だけではなく、ベトナムをはじめとしたアジア諸国での人材育成プログラムを積極的に展開していきます。

調印時の模様

連携大学

Trường Đại Học Tôn Đức Thắng(Ton Duc Thang大学)
(English Name: Ton Duc Thang University(TDTU))

Ton Duc Thang大学は、1997年に設立され、ベトナムにおける最大級で、急成長している大学の一つとして着実に発展しています。その驚異的な成長の最も重要なマイルストーンは、2011年8月のホーチミン市、タンフォン地区7区にある最大のキャンパスの発足です。それは近代的な設備と多くの学問分野の統合を可能にする最先端の機器が装備されています。しかしながら、ホーチミン市にある旧キャンパスも未だ使われており、その他ニャチャンとカマウ市の2つの地域にもキャンパスがあります。学術機関については、いくつかの相互的な研究の機会を持つ大学院生と関連する大学院プログラムの下で23の機関を有しています。また、職業訓練と働くプロのために、成人教育に加え厳しいカリキュラムも提供します。通常、博士号は選ばれた分野で提供されているのに対し、同大学は、現在、学部のほとんどで学士号と修士号を与えています。

お問い合わせ

株式会社テクノロジックアート 営業部
TEL: 03-5803-2788
FAX: 03-5803-2989

上記に関するお問い合せは、お問い合せフォームよりお願いいたします。