プレスリリース

Neo4jとは

“Neo4j”は、関係型データベースの性能問題を解決するために、2000年頃から開発が始まったグラフデータベースです。グラフ型データベースは、グラフを描画するのではなく、グラフ理論の頭脳をもってデータ処理を行うことができる、とても汎用性の高いデータベースです。個人個人の関係性を表すソーシャルグラフやeコマースのサイトで活用されているレコメンドシステムなどはグラフ型データベースであるからこそ高い処理性能と安定性を実現しています。 “Neo4j”は、いままで独自に実装しなければ実現できなかったデータ処理を実現することができ、多くの実績を持つ唯一の商用グラフデータベースです。実際に、米国では既に多くの実績を持っており、世界最大の小売事業者である、ウォルマート（Wal-Mart Stores, Inc.）もNeo4jを利用してサービスを提供しています。

両社からのコメント

Neo Technology社 / CEO and co-founder：Emil Eifrem

Our graph database Neo4j is used by leading companies such as eBay and Walmart and we are rapidly expanding to many new customers all over the world. For this reason, we are very excited with our new partnership with Japanese leading IT company, Technologic Arts, for proving local consultancy, support and training. Together with Technologic Arts, we will grow the Japanese graph-market by adding more Japanese users.

【日本語訳】
弊社が提供するグラフデータベースNeo4jは、すでに欧米ではeBayやWalmartなどのような大手企業で使われており、世界中の新規顧客へ急速に拡大しています。このような理由から、テクノロジックアートのようなシステム開発コンサルティング、サポートやトレーニングを提供する日本のIT企業とパートナーになることは大変有意義なことです。テクノロジックアートと共に、より多くの日本のユーザーを増やすことにより、日本のグラフ市場を拡大していきたいと思います。

株式会社テクノロジックアート / 代表取締役：長瀬 嘉秀

欧米において、急速に導入が進んでいるグラフ型データベースNeo4jは、今後日本でも多くのシステムに利用されると思われます。このような実績のあるデータベースの普及に直接的に関われるのは、とても光栄です。Neo Technology社の支援をいただきながら、日本での普及を加速していきます。

Neo Technology Inc.について

Neo Technology社はデータの関係性を前面に出した、世界トップレベルのグラフデータベース”Neo4j”を開発した会社です。 パーソナライズされた製品やサービスの推奨を提供している企業や社会的な機能を追加するウェブサイト、ネットワークの問題を診断する通信事業者など様々な企業がデータとその関係性をモデル、ストア、クエリするための最良の方法として、グラフデータベースを採用しています。 Neo Technology社の研究者は、現代のグラフデータベースを開拓し、世界中にグラフのパワーをもたらすことに尽力してきました。 ウォルマート、イーベイ、野村、シスコ、HP、ルフトハンザドイツ航空など、大企業から中小企業まで、データの関係性からビジネス価値を引き出すためにNeo4jを使用しています。

Neo Technology社 公式HP: http://neo4j.com

株式会社テクノロジックアートについて

テクノロジックアートは、1989年の創業以来、国内におけるオブジェクト指向技術の普及・浸透に幅広く貢献し、少数精鋭の技術者集団として今日まで歩んできました。主なサービスとして、コンサルティング（UMLを用いたビジネスプロセス及びシステム分析、モデリング、アジャイルプロセス導入支援、プロセス改善等々）、UML・アジャイル開発によるソフトウエア設計開発、技術者トレーニングを行っております。 　さらに、著名なマーチン・フアウラー氏の著書をはじめとする海外の最先端の技術書の翻訳や執筆を多く手掛けています。

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