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イベント

「最高峰のスキルをゲットせよ! ~アジャイルソフトウエア開発セミナー~ エンジニア改造計画実行指令」開催後のご報告

2007年02月08日

2007年2月1日(木)、都市センターホテルの「オリオン」にて「最高峰のスキルをゲットせよ! ~アジャイルソフトウエア開発セミナー~エンジニア改造計画実行指令」を開催しました。昨年末から参加申込を開始しましたが、開始日から多くの方にお申込み頂き、誠にありがとうございました。最終的にはその申込者数は定員の150名を上回り、セミナー当日にも大変多くの方にお越し頂きました。

リーン生産方式とソフトウェア開発

メアリー・ポップンディック氏による「World Class Software Development-Case Studies in the Application of Lean Thinking~世界レベルのソフトウェア開発-リーン生産方式の適用事例~」のセッションは、通訳も含め約2時間10分の長時間に及びましたが、途中で帰る人もほとんどなく、皆さん最後まで同氏のプレゼンテーションを熱心に聞き入っていました。

同氏は、リーンソフトウエア開発の7つの原理である「1.Eliminate Waste(無駄を排除する)」、「2.Focus on Learning(学習を活かす)」、「3.Build Quality In(品質を組み込む)」、「4.Defer Commitment(決定をできるだけ遅らせる)」、「5.Deliver Fast(できるだけ早く提供する)」、「6.Respect People(人を敬う)」、「7.Optimize the Whole(全体最適)」をベースに、それぞれ各原則の要点を具体的な事例を使いながら力説しました。また、同氏のプレゼンテーション構成やアピール度も非常に目を引くもので、各原則の要点が端的にまとめられながらもそれをビジュアル表現する写真やアニメーション、そして画像やストリームマップが効果的に活用されていました。これにより、リーン式の考え方がより分かりやすく参加者に伝わったのでは、と感じられました。

これからのITエンジニアには何が必要なのか

弊社代表取締役 長瀬 嘉秀による「これからのITエンジニアに求められるスキルと習得法」です。内容はエンジニアを対象としたもので、開発プロセスや職種の変貌、アジャイル開発で必要となるスキルと習得について、未来予測を行いながら今後のITエンジニアのあり方について述べたものでした。20分という短いプレゼンテーションではありましたが、最後まで熱心に聞き入る参加者が多く、ポップンディック氏のセッションとともに高い評価を得ることができました。

オリジナルノベルティ

今回のセミナーでは、弊社オリジナルのノベルティ「テクノロジックアートドロップ缶」を参加者の皆さまに差し上げました。写真でははっきりと見えないのですが、缶表面のデザインは、弊社著作のアジャイル関連の書籍がずらりと並んだ本棚の絵柄となっています。多くの参加者に嬉しそうに受け取っていただいたのが印象的でした。